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もう過去最高のグリーンステージの入りといってもいいくらいだった。広大な客席エリアにギッシリと入った人たちをみるだけで気持ちが高揚してくる。 自分はオアシスエリア側のポカリスエットやハイネケンの売場あたりから前へいこうと思ったけど、思うように進めなかった。だからメンバーたちは、ホントに小さく...
すごい人混みである。すっかり日が暮れて暗くなり、肌寒くなってきたグリーンステージ。この日のヘッドライナーはベックである。この後も出演するバンドはあるけど。 開演前、グリーンステージに詰めかけている人たちが今か今かと待ち構えている。2分前から歓声を上げるくらいだ。ベックは大きなドットのシャツにジ...
さすがにTシャツで過ごすには困難な気温まで落ちてきた夜のグリーン・ステージ。今年最初のヘッドライナーを務めるのはアイスランド代表シガー・ロス。フジロックに参加するのは2回目。前回は05年に、つまり今から11年前にホワイト・ステージのトリ務めていたのだ。彼らのライブは視覚的にも楽しませてくれる仕掛けが...
開演前、他のミュージシャンと同じようにサウンドチェックが行われていたのだが、バトルスのメンバー、イアン・ウィリアムス(ギター/キーボード)、デイヴ・コノプカ(ベース/ギター)、ジョン・ステイニアー(ドラムス)、本人たちが"普通に"チェックしている。実は、バトルスとしてはこれが普通の光景で、このことに...
2日目ホワイトステージのトリ。登場したのはエレクトロミュージック界の鬼才スクエアプッシャーだ。90年代からドリルンベースと呼ばれるような独自のサウンドを追求し続け、今や孤高の存在となりつつあるスクエアプッシャーことトム・ジェンキンソン。昨年出した新作『Damogen Furies』では、すべてワンテ...
かなり肌寒い夜となったフジロック初日の夜。ホワイトのトリを務めるのは、2年ぶり2度目の出演となるUK発のエレクトロ・デュオ、ディスクロージャーだ。2013年に1stアルバム『Settle』して以来、ヒット曲を連発し、一躍世界のトップアーティストの仲間入りを果たした。2015年にリリースした2ndアル...
7月22日、フジロック1日目レッドマーキー。深夜におこなわるステージを除けば、The Birthdayがトリを務めたことになる。熱烈なアンコールに応えて登場したチバユウスケは「今日から3日間くらいは嫌なこと忘れてもいいんだわ。それはそれで感じなきゃいけないんだけど……でも、今はいいじゃんか」と語り...
前夜祭のトリとして出演が発表されたNON STOP PUNK。発表当初は謎の存在だったけれど、しばらくしてそのメンバーが浅井健一、奥田民生、甲本ヒロト、ルースターズによるスーパーバンドであるというサプライズがアナウンスされた。こんなことってある!?こんな豪華なメンツが一堂に会するなんて、そうそう見ら...
定刻になってスマイリー原島が登場し、バンドを呼び込むと、スクリーンに「モハメドアリ、ありがとう」と映し出され「アリ・ボンバイエ」が流れる。そしてバンドが現れる。メンバーは池畑 潤二(Dr)、松田 文(Gt)、井上 富雄(Ba)、花田 裕之(Gt)、ヤマジカズヒデ(Gt)、梅津 和時(A.Sax)、...
最終日のレッド・マーキーの6組目。ジャック・ギャラット。91年生まれの若き星。14年に1stEPをリリース、16年にはBBC SOUND OF 2016でNo.1に選ばれた男だ。その男のレッド・マーキーで何を起こしたのか。その話を書いていこう。 まずレッド・マーキーについた時点でかなり人が集まって...
最終日レッドマーキーのトリを務めたのはUK発のエレクトロポップ・バンド、イヤーズ&イヤーズ。ステージ前に陣取る観客は圧倒的に女子が多く、平均身長が低いためにステージがとても見えやすい。ステージ上には後方にあるドラムセットを挟むように両側にシンセサイザーや機材が置かれ、真ん中にマイクスタンドが1本立っ...
日が陰って過ごしやすい気温になってきた夕刻のフィールドオブヘブン。ヘブン全体に集まってきた観客の人数が、これから登場するソウルシンガー、リオン・ブリッジスへの注目度の高さを物語っている。去年「サム・クックの再来」と騒がれ、一躍世界が注目するアーティストとなったリオン。デビューアルバム『 Coming...
小雨降るグリーンステージ。天気予報では「湯沢町、降水確率0%」と出ていたが、フジロックなので、降りますよねと。そんな肌寒い気候のなかで、12年ぶりの参戦となるベン・ハーパー&ジ・イノセント・クリミナルズ(2009年はベン・ハーパー&リレントレス7で出演)を待つ。待ち時間のBGMには、アレサ・フランク...