TAGS: LIVE REPORT
お揃いの白い衣装に緊張した面持ちで登場した、羊文学の3人。90度に深々と揃って挨拶する姿は、今からピアノの発表会が始まるよう。 はいじ(Vo&Gt)のギターがゆっくりとかき鳴らされ、最初に演奏されるは、”春”。 透き通るような歌声は、ほんの一瞬にして観客を引き込んでいく。「羊文学」というバン...
最近のケニー(横山健)はよく語る。地上波のテレビ出演、東京スカパラダイスオーケストラの歌モノコラボ参加の経緯、今回初めて福岡で開催する「Air Jam」のことなどなど。ライブの現場はもちろん、自身のコラム「横山健の別に危なくないコラム」でも饒舌なほど、更新されるたびに長文で活動の意図を綴っている。だ...
この日、最大の話題はよくも悪くもベビー・メタルで、そのひとつ前に演奏するロバート・グラスパー・エクスペリメントはどんな雰囲気になるのか、興味を持った人も多いと思われる。 ヒップホップやR&Bを消化した現代のジャズとベビー・メタルでは水と油なのではないかと。ホワイトステージに着くと、ベビー・...
フジロック最終日も早いもので15時前。終演の足音が聞こえてきて、寂しくなってくる。これからグリーンステージに登場するのは、多くのアルバムが全英No.1を獲得しているイギリスの国民的ロックバンド、ステレオフォニックスだ。 リンク・レイの"Rumble"が気だるく響き渡ると、フロントマンのケリー・...
fox capture planがさわやかなライヴをして去っていったあと、日差しはジリジリと肌を焼いてくる。 運営の人が水を撒いてくれたけど、すぐ乾いてしまう。そんなフジロック3日目の昼。dCprGが登場する。デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン時代も含めれば、何度もフジロックにで...
フジロック3日目の朝は晴れて日差しが強くて痛いくらい。フィールド・オブ・ヘヴンは、まったりとした雰囲気だった。30分くらい前に着いたときには、バンドがリハーサルをやっていて、一度終わりかけたのだけど、「またやります」ともう1曲披露していた。そして「11時からやるとツイッターに書いたんで、リツイート...
セットリスト(原文のまま) ハイスクール ジマーマンラビン Crashed Sedan Drive Canberra Stealth COWBOY アンドロイドルーシー September ひょっとして LADY NEDY レインボーサーファー カミソリソング JJD
最終日も晴れ渡った今年の苗場。真昼間のグリーステージに登場するのは、チェロの卓越した腕前とパフォーマンス(それとルックス?)で世界各地をロックしているクロアチア出身のルカ・スーリッチとステファン・ハウザーからなるチェロ・デュオ・ユニット、トゥー・チェロズだ。 開演時刻少し前にルカとステファンの...
サウンドチェックのセッションから、鈴木慶一(Vo/Gt)が「はちみつぱいです」と第一声を発した切り、20分以上に及ぶロングセッションに突入。マイナーチューン、重いグルーヴ、ブルーズの匂い。ムーンライダーズともまた違う、今の時代にアップデートされたインスト・ジャムバンドのぶっとい芯と、百戦錬磨の色気が...