大森靖子
感情をさらけ出すポイズン少女ワールド
2日目の午後は雲が出てきて気温が上がらない。冷たい風を避けるようにレッドマーキーにやってくると、ステージ前に集まった観客が見守るなか開始時間ギリギリまでサウンドチェックが行われていた。バンドメンバーに囲まれて、これから登場するシンガーソングライター大森靖子本人もいる。タオルをかぶり、音を確かめるよう...
TAGS: RED MARQUEE LIVE REPORT
2日目の午後は雲が出てきて気温が上がらない。冷たい風を避けるようにレッドマーキーにやってくると、ステージ前に集まった観客が見守るなか開始時間ギリギリまでサウンドチェックが行われていた。バンドメンバーに囲まれて、これから登場するシンガーソングライター大森靖子本人もいる。タオルをかぶり、音を確かめるよう...
エレクトロのダンスアクトももちろんいいが、人力でダンスビートを叩き出すバンドにロックファンとしては肩入れしたくなる。おびただしい数のエフェクターを用いて人間が楽器で出す音はシーケンサーのつまみ一つでもしかしたら類似しているのかもしれない。でも、肉体を通して表現したいという欲求にシンパシーを感じてしま...
今年のフジロックは気鋭の新人アーティストが多く出演するのが見どころの一つだけれど、深夜のレッドマーキーに登場したムラ・マサもその一人。15歳で音楽作りを始めてすぐにメジャー・レーベルの目に止まり、2015年にデビュー EP『Someday Somewhere』をリリースしたエレクトロ・プロデューサー...
昨年のルーキーからメインゲートを潜り抜け、レッドマーキーのPLANET GROOVEの口火を切る大役を任せられたD.A.N.。シガーロス終わり、もしくは夜食を求めてオアシスに流れてきた人ばかりではない。ライブスタートの23:30以前から大勢のオーディエンスが黙して待っている。静かな期待感なのかまだま...
フジロック2日目、本日のグリーンステージのオオトリのベックがまだ演奏中にもかかわらず、レッドマーキーはパンパン状態だ。集った聴衆が待ちわびているのは、2010年来6年ぶり、4度目のフジロック出演を果たすクーラ・シェイカーだ。今年でデビューから20年迎えた彼ら。そんな記念すべき年にリリースした新譜『K...
レッドマーキーが次出演アーティストを待ちわびる人でごった返している。それもそのはず。デビューアルバムが世界中の各誌で軒並み大絶賛され、グラミー賞「最優秀新人賞」にノミネートされたオーストラリアの才女、コートニー・バーネットが登場するのだから。昨年10月の初来日公演も大盛況だったこともあり、オーディエ...
2007年のルーキー出演を皮切りに2010年のホワイト、2013年のグリーンに続いて3度目のメインステージ出演となるTHE BAWDIES。この2日前には事務所の後輩バンド、go!go!vanillasとのスプリット・シングル”Rockin’ Zombies”リリース記念に東京・代々木公演イベント広...
本日のレッド・マーキーの3番手ネクスト・アデルと称されている新人歌姫ラプスリー。開演を待つ客の数はかなりの量。詰まってこそいないが後方まで客がいる様子を見ると彼女への期待の高さが伺える。 まずはサポートメンバーが登場。ドラムパットやシンセサイザー、サンプラー、ベースなどが設置されていて、それを三人...
通称トラキャンで親しまれるスコットランドのトラッシュキャン・シナトラズが2009年のフジロック出演来、7年ぶりに苗場の地に帰って来た。しかも、素晴らしい新譜『Wild Pendulum』を引っ提げて。良い天気に恵まれて、汗ばむ陽気な今日の苗場。しょっぱなにラ・ゴッサ・ソルダの激アツなステージを観た後...
前夜祭も終わり本日から開幕したフジロック。レッド・マーキーでは11:30からのスタートになる。トップバッターはラッキー・テープス。高橋海(Vo,Key)田口恵人(Ba)高橋健介(Gt)の三人のユニット。7月6日にニューアルバム『Cigarette & Alcohol』を発売したばかりの彼らは一体どん...
例年以上に人が集まり、大盛り上がりの前夜祭。折り返し地点に突入したけれど、苗場の夜はまだまだこれから! DJマメズカの陽気でアップテンポな曲に合わせてミラーボールがきらびやかに光る中、突然ライトが一斉に消され、暗闇に包まれるレッド・マーキー。 物々しい音楽と共に、2人の男の手によってステージ中央...
前夜祭2組目はTHE AKABANE VULGARS ON STRONG BYPASSだ。女性三人組のロックバンド。2012年のSXSWの出演を皮切りに海外で精力的に活動しているアカバネ。2番手のバトンを持ってこの前夜祭をどう盛り上げてくれるのか…。 「レッツパーティ!」のかけ声で始まったロッ...
前夜祭ライブ、トップバッターのDJ MAMEZUKAに続いて登場したのは、フジロックエキスプレス(フジロッカーズオルグ)主催の花房浩一だ。恒例の「おかえり!」の後に、「この中に1997年の第一回フジロックに来た人いる⁈」と問いかけた。フロアのあちこちで歓声とともにたくさんの手が挙がる。今年は記念すべ...
今年のフジロック前夜祭、トップバッターを飾るは、今年6月15日にデビューを果たしたサンフランシスコのソウルバンド、コン・ブリオ。 バンドメンバーが続々とステージに登場し、最後に現れたのは若干23歳のフロントマン、ジーク・マッカーター。そのいでたちは、白いパンツに黒いジャケット、黒のハットという...
いよいよ始まったフジロックの前夜祭、盆踊りで盛り上がり、そして20時前には花火が上がる。と同時にレッドマーキーには、DJ MAMEZUKAが登場。一斉にお客さんたちがフロアになだれ込んでくる。 ドンドコ太鼓が鳴るお祭り感たっぷりのオープニングから、外の花火がクライマックスを迎えるころ、ドア...