THE LEMON TWIGS
稀代の天才兄弟、現る
一向に雨が止む様子を見せない夕刻の苗場。唯一屋根があるステージのレッドマーキーは次のアクトが始まる前から超満員だった。でも雨宿り客でいっぱいだった、という印象ではない。それは次に登場するバンドへの期待値の高さゆえだったと思う。現に観客フロア脇にある関係者エリアも、ステージに注目する人々でいつになく人...
TAGS: RED MARQUEE LIVE REPORT
一向に雨が止む様子を見せない夕刻の苗場。唯一屋根があるステージのレッドマーキーは次のアクトが始まる前から超満員だった。でも雨宿り客でいっぱいだった、という印象ではない。それは次に登場するバンドへの期待値の高さゆえだったと思う。現に観客フロア脇にある関係者エリアも、ステージに注目する人々でいつになく人...
レッドマーキーはすさまじい混雑だった。ネバー・ヤング・ビーチへの期待感とか、雨だから避難とか、いろんな意味があるのだろう。とりあえず椅子は畳んで欲しいなぁ。 着いた時に登場リハーサルをしていて一旦下がってから定刻の15時50分にDevendra Banhartの「ディス・イズ・ザ・ウェイ」が流...
白い車が轟々と燃えている画像が背後の画面に映し出され、ゆっくりと登場するThe Amazonsの4人。 まずは、デビューアルバム『The Amazons』の1曲目“Stay With Me”からライブが始まる。音が大きく爆発したような開放的すぎるサウンドに、「どこにそんな力があるんだよ!」と思って...
外はザザ振り。雨宿りをするにはちょうどいいであろうレッドマーキーは超満員。 時間ぴったりに、サポートメンバーの4人を引き連れ、DAY WAVEことジャクソン・フィリップスが登場する。背後のスクリーンには、自己紹介と言わんばかりに、でかでかと「DAY WAVE」という文字が映し出されている。 2か...
2014年にルーキー・ア・ゴーゴーに出演したthe fin.が、3年ぶりに苗場に帰ってきた。あれから彼らは海外での活動を増やしていき、昨年9月に拠点をロンドンに移しているそう。「Hi,fujirock !」と、気さくな挨拶があり、1曲目“Illumination”がスタート。エフェクトのかかったYu...
雨スタートとなったフジロック2日目。レッドマーキー1発目はUKブリストル発のインディーロックバンド、ザ・ラモナ・フラワーズによる初来日パフォーマンスだ。80s的エレクトロ感とインディーロックが絶妙なセンスで融合したバンドで、日本でもブレイクしそう。さすがに2日目の10:20スタートとあって、ライヴ開...
金曜日のRED MARQUEEの深夜帯「PLANET GROOVE」のトップといえば、ここ最近、ダンス、エレクトロ、ベースミュージック系のバンドアクトという印象が強い。去年で言えばD.A.N.が見事なライブで一つのキャリアハイを印象付けたことも記憶に新しい。去年のROOKIE A GO-GO出演バン...
同じ時間帯に「Young Turks」の先輩、The xxがグリーンでアクトを行なっているというのも、なかなか酷なスロットの被りだが、SAMPHAの終盤にGorillazが被っているのもなかなか酷。それはみなさん同じ思考回路なのか、SAMPHAのスタート時はまだ若干の余裕のあったレッドが徐々に埋まり...
夕方18:00過ぎに人であふれ返るレッドマーキー。登場が待たれているのはジャパニーズ・ヒップホップ界のベテラン、スチャダラパーだ。今年キャリア28年になる彼らだが、コンスタントに新曲を出してアクティブに活動している印象がある。キャリアが長いと、「どの曲をやるかな?あれはやるかな?」といろいろ考えるの...
大雨がひとしきり降った後のレッドマーキーは、むっとする熱気に包まれていた。2014年にEP『Zebra』で登場して以来、「R&Bの流れを変えるアーティスト」と高い評価を受けている新鋭シンガー、ガラントがフジロックに初出演するのだ。大勢の観客がステージ前に集まっていて、サウンドチェックの時間から歓声が...
現段階でリリースされているのは、EP『I think you think too much』の、たった1枚のみ。にも関わらず、レッドマーキー内は、大勢の人で充満している。来日したのは今回が初めてだったけれど、会場に集まった人数から高い期待値を得られているのがよく分かる。 湿度が高く、汗が肌に纏わり...
雨予報だったはずのフジロック、今のところは曇り空。まだまだ過ごしやすい気候といえる。じわじわとした暑さなのがちょっと気になっていたが、レッドマーキーに入った瞬間の空気のほうがよっぽど暑かったので、驚いた。 まだ開演まで10分以上も前だ。サウンドチェックの段階にもかかわらず、演奏が始まっているか...
今年のフジロック、特に今日金曜日のThe xx やSAMPHA、RHYEといった海外勢が出演する日のRED MARQUEEの口火をきるアクトとして、DATSはふさわしいバンドでもあるし、最強のスロットだとライブ終演後に思いを強くした。なんでも現行の海外シーンとリンクしていればいいというものではないけ...
お馴染みのハッピ姿で前夜祭に登場した、フジロックエキスプレス(フジロッカーズオルグ)主宰の花房浩一。開口一番「「おかえり!」と叫ぶと、会場からは「待ってました!」とばかりに大歓声が巻き起こった。 前夜祭で毎年行われる記念撮影について、花房は「一番最初にやったのが2006年なんですけど、それから...
無音のまま、伊東妙子(Gt,Vo)と篠田智仁(Ba.)の2人がゆっくりと登場する。バンドとしては前夜祭のトリ。会場からは「待ってました!」と言わんばかりの大歓声と拍手があがる。 「遊び上手の皆さん!3日間楽しみましょう!」という伊東の声と共に、まず演奏されるのは彼らの表題曲である、“これさえあれば...
フジロックにでる南欧(スペインやイタリア)のバンドに外れなし! このバンドがでてくる前にフジロッカーズorgの主宰者である花房浩一がFERMIN MUGURUZAやMANU CHAO、BANDA BASSOTTIといったフジロック前夜祭で伝説を作ったバンドたちを引き合いにだして紹介する。でてき...