HORSE MEAT DISCO

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8/6 11:59  Twitterに投稿する

 

シザーシスターズから流れてきたお祭りピーポーを満足させるのは小太りのおっさん2人!

サウス・ロンドンのクラブ、Eagle Londonで日曜夜の人気ゲイ・ディスコ・パーティーがホース・ミート・ディスコ。エレクトロニカとソウル・ディスコの二つが主流ともいえるゲイ・クラブミュージックにおいて、ベッタベタなディスコ・アンセムにスタイリッシユな選曲を織り交ぜての展開が人気の秘密なのかも。レギュラーパーティーとはいえ、かなりスペシャルな空間らしいので、ロンドンに行ったら是非訪れてみようと思ってはいたけど、苗場で開催されるとはラッキー!シザーシスターズで思いっきりアゲられ、体力の限界を思い知らされ帰途につくか、奮起してパーティークルーズを楽しむか。後者は嬉々としてマーキーに流れ込み、そこにはネオンカラーに彩られたディスコが待ち構えていた!

ステージに丸っこい影二つ。永遠のクラシック・ディスコ・アンセムとともにゲイ・アンセムとも言える、ドナ・サマー、トーキングヘッズにエレクトロ・ディスコからアフロ・グルーヴまで、とどまるところを知らない無限大のセレクション。懐の深さをうかがわせる。目の前の丸っこいオッサン2人がジェームス・ヒラードとジム・スタントン?現在4人になっているホース・ミート・ディスコの立ち上げメンバーの2人なのだが、なんとなく日曜日に庭の芝刈りや犬小屋のペイントをしてそうなイメージ。トレンドに敏感なゲイやクラブ・ピープルから絶賛される最先端サウンドの人とは思えない…。でも、ブース内で肩をくりくりする踊りが可愛いっ!ステージ裏から女の子が走って飛び入り。くりくりオジサン達を前にエアロビのように踊りまくる。ビジュアルからはネオンカラーの目ツブシ攻撃が止まらず、不思議な光景。

トレンドには敏感なゲイ・ピープルから賛美され、苗場ではゲイもヘテロもミックスされたレッド・マーキーでパーティー・ラヴァーズをアゲまくり。それにしても、この狂乱が深夜2:30まで続く…枯れるまで踊れってことか。

写真:中島たくみ

文:mimi